コラム

出力制御補償とは。出力制御による売電収入の損失を賢く回避

2019.03.10

太陽光パネルに太陽が辺り光り輝いている画像

売電収入の損失分を補償「出力制御補償」を解説

出力制御補償とは

出力制御によって抑制され減少した収益を補償の規定内でカバーすることを指し、太陽光投資におけるリスク回避やリスクの軽減になる補償制度です。

出力制御補償の仕組み

ここからは出力制御補償の仕組みについて詳しく解説していきます。まずは「出力制御」に関してどのような決まりごと(ルール)があり、太陽光発電におけるデメリットが何かをご紹介します。

太陽光発電の出力制御ルール

男性の手にゴールデンルールズと描かれた紙が握られている画像

2015年1月「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」が改正され、「出力制御」という決まりごと(ルール)が作られました。

文献:http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H23/H23HO108.html

「出力制御」とは、電力会社で太陽光の発電設備からの出力をコントロールすることが出来る制度のことで、これにより電力会社で電気の「需要」と「供給」のバランスを保つことが可能になりました。

太陽光発電パネルは太陽が出ている限り発電を行い、電力の「供給」を行います。電力の供給を行った分だけ収益に繋がるのであれば嬉しい話ですが、2015年から状況が変化しており、2017年には「無期限抑制」という新しいルールも始まっています。

電気は貯めておくということが出来ず常に使用する分(需要)と同じ量の電気を供給する必要があります。この需要と供給のバランスが崩れると大停電が発生するトラブルになるため、需要と供給のバランスを保つために導入された決まりが「出力制御」です。

出力制御によるデメリット

エプロンを着た女性がマルとバツの札を持っている画像

しかし、上記の決まり「出力制御」によって太陽光発電設備の供給量を抑制されると、売電収入も「出力制御」がなかった頃と比べると減ってしまうのは明らかなデメリットです。

出力制御は各地の電力会社毎にルールがあり、出力制御によって供給量を抑制されている期間中は売電がストップします。そのため収益獲得の機会をロスし、収益が減ってしまうということになります。
せっかく設備投資したり土地付き太陽光を購入したのに投資額を回収できなければ赤字運用になるため、少しでも利用できる制度は利用することをオススメします。

出力制御で売電収入が減ってしまうのでは困ったものです。そのような収入減少のリスクを回避することができるのが、「出力制御補償」です。

出力制御補償によるメリット

出力制御補償のメリットは以下の3点です。

・メリット1: 収入減少のリスクを回避、軽減することが可能
・メリット2: 安定した収入を得ることで、リスクの少ない投資に
・メリット3: 収入が安定することで融資を受けやすい環境に

収入減少のリスク回避、軽減

アイテムなら出力制御で太陽光発電設備を抑制された場合でも、売電利益損失の相当額を年間最大50万円まで補填することが出来るため、収入減少のリスクを回避することが可能です。

安定した収入でリスクの少ない投資

電力会社からの出力制御で収入が減少する場合でも利益損失の補填(年間最大50万円)が行えることから、投資による収入を安定させることが可能です。

収入が安定し融資を受けやすい環境

上記メリット1、2から、出力制御補償により収益減少のリスクを回避するということは収入が安定するということに繋がります。そのため、融資が受けやすくなることもメリットの1つです。
設備を拡大する、新たな土地付き分譲太陽光を検討するなど次の投資行動を起こす際にも融資が受けやすいことはメリットといえるでしょう。

気をつけたい保険商品や補償

作業着の男性がハートマークを胸の前に見せている画像

出力制御補償は各社で補償内容が異なりますが、それとは別に保険商品も登場しています。

「売電収入補償特約」や「休業補償」などの保険商品では出力制御による収入損失を補填できませんので、注意が必要です。

特に「売電収入補償特約」は、太陽光発電を運用中の方は耳にした事があるかもしれませんが、自然災害などによって生じた収入リスクを軽減するための補償であり、出力制御による収入補填ではないためご注意ください。

また、「売電利益補償」と呼ばれる補償も発売されています。これは上記の「売電収入補償特約」と同様、予期しない災害などで生じた損失を補償するサービスで、電力会社による出力制御の損失を補償するものではないため、併せて注意しておくと良いでしょう。

「電圧抑制」による収益機会のロスは対象外

太陽光発電設備を設置している方であればお気づきだと思いますが、出力制御の他にも「電圧抑制」によって収益機会をロスする可能性はあります。

電気は電圧が高い方から低い方へ流れていく仕組みで、基本的には電線の電圧>住宅内の電圧という構図になっています。
「売電」を行うには発電した電気を電力会社に供給する必要がありますが、ただソーラーパネルを設置しただけでは売電することができません。
そこでパワーコンディショナーを利用して、ソーラーパネルからの電圧を調整することで発電した電気を電力会社へと送り出す(売電する)ことが可能になります。

調整して電圧を上げることで電気を電力会社に送りますが、法律ではこの電圧は95V~107Vの範囲を保つよう定められているため、107Vに近付いた場合にパワーコンディショナーが自動で電圧の上昇・発電量を抑制してしまいます。

このように電圧が高くなり売電を抑制することで収益ロスになった場合の補償と、出力制御の補償は異なるため注意しましょう。

収益への不安を解決 アイテムの出力制御補償物件

アイテムの出力制御補償では、出力制御によって生じた売電利益損失を年間最大50万円まで補填することが可能です。出力制御で売電収入が減った場合でも安心して運用いただけます。

下記画像のように年間の見込み売電収入が約206万円で、出力制御によってコントロールされた結果およそ24.8万円の収益損失が発生(黄色部分)。実際の利益が181万円だった場合は、損失した相当額を出力制御補償で補填することが出来るため、結果的に収益損失を±0にすることが可能になります(出力制御補償の補填額は年間最大50万円まで)。

出力制御補償による収益補填イメージ画像

以上、今回は太陽光発電の「出力制御補償」についての仕組み、出力制御のデメリット、出力制御補償のメリット、出力制御補償で注意すべき保険商品などをご紹介しました。

アイテムの土地付き太陽光発電は想定利回り11%以上の物件が多数。出力制御補償付きで安心して太陽光投資ができます。この機会にぜひご利用をご検討ください。

アイテムでは太陽光発電に関するコラムを随時更新中!「過積載」に関して詳しく知りたい方はコチラもオススメです。

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この記事を書いた人
星野 淳

出身は大分県中津市です。学生の頃からアルバイトでコンサートスタッフや飲食店の店長をしていました。人と接する機会が多かったので、お客様と話しをするのが大好きです。約10年前から、住宅用と産業用問わず太陽光の業務に携わるようになり、営業、施工、メンテナンスまで幅広く担当するようになりました。
いろいろな経験をしてきましたので、技術面からもメリット・デメリットを的確にお客様へ伝えることができます。
最終的に私と会ってよかったと言ってもらえるよう頑張ります。

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